Topへ

ーーー石の話ーーー

石に関する雑話、投稿歓迎


1817年12月8日(旧暦 文化14年11月1日)静岡市広野に落下した隕石を探して


寺田 昭 氏 寄稿    静岡地学 第83号

1. はじめに
  私は趣味で鉱物,隕石標本を収集しています。県立中央図書館で郷土資料の本である 「駿国雑志」を見ていたとき、「磐石」 という県内 各地で採れる色々な石の解説をしてある所が目にとまりました。そして、その中の「龍石」という記事に、静岡市広野(静岡市の南西部に ある海に面した町)に隕石が落下したと思われる内容が載っていましたので、調べてみました。
2. (駿国雑志」(すんこくざっし)とは?
これは阿部正信(あべまさのぶ)が江戸時代の天保14年(1843年)に著した地誌で、駿河国(現在の静岡県)の雑多な事を記してあります 。 著者の阿部正信は旗本で文化14年(1817年)の9月に駿府城の警備役(駿府加番)として駿府に着任しました。それから1年の在任期間 に公務の余暇を利用し、駿河国を調査して資料を集め、編集を始めました。江戸へ帰ってからもそれを続け、完成までに25年の歳月を要し ました。その量は全49巻にも及び、当時の地誌としては空前の大作とのことです。「駿国雑志」の写本は、国立公文庫内閣文庫や静嘉堂、 静岡県立中央図書館にあります。
この「駿国雑志」の第二十八之巻の「磐石」の中の「龍石」は以下の文章となります。なお、この「龍石」の記載は、吉見書店発行の 「駿国雑志」全四巻(復刻版)の中の「駿国雑志・二」のP498〜P499に載っています。 続く

笹ヶ瀬隕石(浜松市)1688年(元禄元年正月12日)?に落下した畑に届いた宇宙の贈り物


静岡新聞 平成14年9月1日 より

 --西北の方に紫の雲が現れ、空中震動し、雷のような響きがして、天地も崩れるかと思われた。−−
笹ヶ瀬隕石. 現在日本で発見されている約100個の隕石の中で、三番目に古い。静岡県内では最初の発見、かつ唯一のものである。